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本日は薪能へ。

懸賞 2005年 06月 04日 懸賞

本日は薪能へ。_b0006423_034113.jpg文化芸能部、本日の活動は「薪能」。
観世流の能楽師による今回の演目は
能「小袖曽我」「天鼓』 狂言「因幡堂」でした。





火入れした薪の神秘的な炎の中、本日は薪能へ。_b0006423_0343012.jpg
「お調べ」(まもなく能が始まりますという合図)のあと、揚幕から笛方・小鼓・大鼓がすり足で現れます。

能は旧カナ使いの言葉で演じられるので、
台本のような虎の巻がないと雰囲気しかわかりません。(-_-;)
一方狂言は、
明瞭な発声法で筋がわかるように説明してくれるし、
内容がユーモアにあふれたものになっているので、ときおり笑いもあり素人にはありがたい番組でした。

それにしても、囃子方は大変です。
お舞台の堅い板の間に座ったまま、本日は薪能へ。_b0006423_0345773.jpg演奏しなくてはならないのよ?!      ↓堅い・・・・。
小鼓と大鼓の複雑な間合いもさることながら
笛も、息つく暇なく吹きっぱなし。
しかも空気を口のなかにいっぱいためて吹き続けているので
見てるだけで酸欠になりそう。

能楽は国の重要無形文化財に指定されているんだけどさ、
なにぶん地味・・・だよね。
(いや、衣装は華やかなんだけどね)               
やっぱセリフ回しも現代の言葉と違うからわかりづらいしさ、
いつどこで能が見られるかなんて、わかんないしね。
・・・・歌舞伎みたいに常設している能楽堂ってあるのかしら?
で、ワタクシは気付いた!
この伝統的な文化を廃らせないためには!!
後世に伝えていくためには!!   ←だんだんスケールがでかくなってきた

皆がもっと、能楽に親しむ!

一人でも多くの人が能楽に興味をもったら
ほら、能の世界も経済的に潤うしさ、後継者もやる気になるんじゃない?
なんてな。


本日は薪能へ。_b0006423_036930.jpg
観客席はこんなんなってます。

   

by mi_yu_ka_5 | 2005-06-04 23:54 | 文化芸能部

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