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生きるつらさもそれを絶つつらさも。

懸賞 2005年 11月 29日 懸賞

親戚の子が、亡くなりました。
まだ21歳でした。
大学にこないと思ってアパートに行ってみたら、すでに亡くなっていたそうです。
小さいときはとてもやんちゃで、
でも家族みんなに愛されている、という印象でした。
大きくなってからはぱったり会うこともなくなりましたが、話には聞いていました。
で、次に聞いた話が亡くなったという知らせなんて。
そんなに若くて、なにがそんなにイヤだった?
耐えられないようなことがあった?
それなら、遠い見知らぬ土地で命を絶たなくても、とりあえず実家に帰ってくればよかったのに。
今生活している場所が、その環境が世のなかの全てではないということを
周りが教えてあげられたはず。
私が万が一話しをする機会があれば、何を言ってあげられたかな。
少なくとも、
今よりは生きやすい生き方について、なにかヒントをあげられたかもしれない。
私にとって死はいつも自然にあるもので、
人は生まれたらあとは死に向かって生きていると思っている。
だからこそ、死が特別なことではないから、なんとか生きていこうと思えるんだけど。
死は誰の上にも平等にくる、ということがわかっているからね。

彼の両親は憔悴しきって、自分たちの育て方が間違っていたかも知れないというけれど、
そんなことはなかったと思いたい。
はたから見ても愛情のある家庭だったと思う。
うちのおかんは「なんて親不孝なことを!!」
といっていたけれど、そうじゃない。
親不孝と感じるのは親の視点であって彼の視点ではない。
(やっぱおかんとは価値観が違うな、と感じるおいら)
彼が何を悩んでいたのか、今となっては誰にもわからないことと、
自分はなにかしてあげることができなかったかと考えてしまうことが、
どうにもやるせなくて、
心が重くなる。

by mi_yu_ka_5 | 2005-11-29 22:40 | 日記

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